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日本中の子どもたちを
笑顔にできるよう
たくさんのいい教員を育てたい。

YOHEI
HAMAGAMI

浜上 洋平准教授

  • #体育科教育学
  • #スポーツ教育学
  • 知識や理論を講義だけでなく、
    それを活かす実践を大切にする。

    授業を行う上で大切にしているのは、理論と実践の繰り返し。テキストを読むだけの講義ではそこで得られた知識が現場で通用しないものになってしまいます。講義で学んだ理論を模擬授業(実践)で試し、うまくいかなかったところは理論に立ち返って学び直すという繰り返しによって教員に必要なスキルや知識を高めていくことが大切。実践を取り入れることで子どもたちの具体的な様子がイメージできるようになり、さらに多くの気づきにもつながり、テキストで学ぶ知識が現場で使えるものに育まれていくと思っています。また、実際の子どもたちと触れ合うことができる学校インターンシップや教育実習で得られた経験を理論と掛け合わせることによって、指導力がさらに大きく向上するのではないかと考えています。

  • 日本全国の体育の授業をより良く

    水泳の競技経験で得られた専門性と体育科教育学という学問の専門性を掛け合わせ、水泳授業の研究を行っています。スイミングスクール等ですでに高い泳技能を獲得した子どもと、はじめてプールに入る子どもが一緒に受ける水泳の授業において、どちらの子どもも学習成果が得られる授業の在り方について検討を重ねています。上手に泳げればよいという話ではなく、そのために自分で考えたり、仲間と協力して課題を解決していくことも体育の目標。広い視野で体育の授業を考えることが必要だと感じています。

  • 「全員が入部して良かった!」と思えるチームにしたい。

    水上競技部(水泳部)の指導者として、チームに一人速い選手がいれば有名になったり、高い評価を得られたりするのですが、私は決してそうじゃないと思っています。現在約30人の部員がいる中で、全員が満足感を得られるチームにしなければならない。高校時代に速かった、遅かった、日本のトップレベルにいける、いけないに関わらず、みんながこの水上競技部に入って良かったなと満足し、成長していけるような指導をめざしています。

  • PICK UP

    監督を務める「水上競技部(女子)」は、関西女子学生選手権水泳競技大会で2023年に総合3位!

PROFILE

浜上 洋平ハマガミ ヨウヘイ

教育学部 教育学科

専門分野:体育科教育学、スポーツ教育学

主な業績や指導実績として、体育教師志望学生の教材内容についての知識が相互作用行動に及ぼす影響―3名の教育実習生を対象とした事例的検討―(筑波大学修士論文)や、泳ぎの習熟度からみる背泳ぎとクロールの学習指導の順序性に関する検討(岩手大学教育学部附属教育実践総合センター研究紀要(14)、背浮きの学習による背泳ぎの姿勢改善の効果(大阪体育大学教育学研究(5)。著書には、「初等体育授業づくり入門」(共著?大修館書店?2018年)、「初等体育科教育」(共著?ミネルヴァ書房?2018年)。水上競技部女子の監督も務める。

学部?大学院SCHOOL / GRADUATE SCHOOL

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